日曜日、遅く起きた朝はっ
「ハッ倒すぞ、このタコ!」
日曜日、少年野球の頃を思い出す。
毎週末、グラウンドに集まって練習したり、大会に出向いたりした。
数年前では考えられない事態だが、今や、野球部が廃部になった中学校も少なくない。
野球部出身者としては悲しい。
冒頭の台詞は、少年野球のコーチによるお叱りの言葉だ。
怠慢プレーをした外野手への言葉。
そのときは怖かったけど、弁当を食べながら、コーチに聞こえないようにみんなでモノマネをした。
子どもにとっては新鮮な言葉選びで、ちょっと面白い。
まあ、野球少年なんて、「タコ」と言っとけば笑うのだ。
他人の子どもを叱ってあげられるのって、本当に凄いと大人になって実感する。
厳しめのお説教をする塾の講師としてバイトをしていたので、他人の子どもを叱るのには覚えがある方だ。が、上手に叱ってあげる技術と継続的に使用するエネルギーは途方も無い。
ましてや、教員や塾講師として、生涯メシを食っていこうとする方々には頭が上がらない。
今日は11時に起きた。
朝飯を食べられなかった日の昼飯は、がっつり行きたい。
とはいえ、ラーメンとか揚げ物とかでは無く、ちょっとおしゃんなカフェ気取りもしたい。
そんなときに、うってつけのタコライス、作っていく。ファイヤー。
ノーレシピでタコライスを作っていく
お家にある適当なスパイスを見繕う。十分、十分。
タコライスなんてのは、「挽肉とタマネギのケチャップカレー」だ。
カレー系のスパイスとケチャップ、タマネギ、挽肉があれば、こっちのもん。
有識者の方々、怒らないでください。
まずは、タマネギ半分をみじん切りにする。
みじん切りは、必修科目。これができなきゃ、お婿にはいけないぞ!
食べ応えを重視して、少し大きめに微塵化する。
(すみません、みじん切りが下手くそなだけです。)
ここで、中学時代の自慢だが、りんごの皮むき対決で、家庭科部の部長に勝ったことがある。
負け台詞は、「家庭科部では茶道しかやっていない」だった。
私だって、部活では野球しかやっていない。
次に、解凍した合い挽き肉に、マヨネーズと小麦粉少々をかける。
マヨネーズは、肉の味に深みを出し、小麦粉は食感を良くしてくれる。
嘘。かもしれないし、本当かもしれない。
とりあえず、この材料の効果は、今、考えた。
なんとなく、それっぽくなるので、やってみただけである。
ノリで作る料理は、こういう楽しさがある。
フライパンに、オリーブオイルを敷く。
オリーブオイルには生食推奨用と加熱用みたいのがあるのはご存じ?
厳密に言うと、一概にはそう言えないらしいんだけど……
詳しくは、下記でも見てみてね。
オリーブオイルライフ「エクストラバージンとピュアの違い」
https://oliveoillife.jp/knowledge/1121/
うちにあるのは、生でも美味しいエクストラバージンオイル。贅沢に加熱していく。
一緒に、ニンニクチューブをモンシロチョウの幼虫くらいの大きさだけ出していく。
ニンニクの香りが漂ってきたら、タマネギを投入。
良い感じになるまで炒めていく。うちはIHなので、中火とかいう概念は無い。
「火力設定5」にして5分ほど炒めていく。そこはセンスでやって。
ここで、先ほどの挽肉をフライパンに投入。
味つけをしていく。
ケチャップ……「ういしょ!」ってくらいの量
醤油……「サーーッ」ってくらいの量
粗挽きコショー……適量
ローズマリー……適量
クミン……適量
ターメリック……適量
コリアンダー……適量
カルダモン……適量
こんなもんはね、自分の好みの量に仕上げれば良いんすよ。
それが自炊の醍醐味でしょう。クックパッドばかり見てんな!
塩を入れないのがこだわり。
塩味が足りないと思ったら、醤油を追加する。
コクが足りないなと思ったら、ケチャップを追加する。
おしゃれ度が足り無いなと思ったら、ローズマリーを追加する。
クミン、ターメリック、コリアンダーはカレーにも使われているスパイス。
とりあえず、3振りくらい入れて、そっからは自分で匂いを嗅いで、お好みのバランスにして。
カルダモンは肉の臭み消しなどにも使われる。ちょっと、これは良く分からん。
とりあえず入れておくと楽しい。ちゃんと香りはするよ!
冷蔵庫に余っていたアボカドちゃんを真っ二つにして、種を取る。
あとは好きな形に切って、盛り付けるだけ。
本当はトマトとかレタスとかがあっても良かったなぁ。
炊きたてのご飯の上に、炒めた挽肉とアボカドをのせて、卵黄を落とせば、タコライスの完成。
味は無論、美味しい。
楽しかったら、ハート押してください。
私が、嬉しくなるので。あぁ、野球したい。
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