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終末の月曜日と週末のこと

月曜の午前中に、転職エージェントとの面談を入れ、無理にでも外に出ようとする。
そのまま出社すれば、何とか仕事の波に乗れるだろう、という魂胆だ。

先週の月曜日は、ダメだった。
日曜の夜から眠れず、否、遡れば金曜日の時点でおかしかった。
暦上は月曜である、延長された日曜の夜27時に、休むための連絡文章を書き、朝を待った。



今日は、乗り切った。
朝から渋谷の転職エージェントに相談へ行き、そのまま出社した。
フルフレックスの弊社は、極限まで勤務開始時間のハードルを下げることで、離職率や休職率を何とか踏み止まらせているのでは、と思う。

弊社は、制度も社風も、先進的で素晴らしいね。


偉大なる弊社のオフィスにて、エージェントから貰ったペットボトルの水をデスクに置きながら仕事をする。
今日やらなきゃいけない仕事は片付けたが、明日の打ち合わせ準備には手つかずだった。
いつも私は何とかできるので、帰宅することにした。


自宅では、洋服の製作が行われている。
昨日、付き添いではあるが、日暮里繊維街へ行った。
通算ミシン利用時間が5時間にも満たないであろう私には、初めての世界だった。

日暮里繊維街には、絶え間なく布や生地、糸などの手芸用品を売るお店が並んでいる。
日曜日だったため、閉まっているお店も多かったが、入れるお店がある程度絞られているおかげで、すんなり店を決めることができた。

優しいお兄さんの店長に、繊維街のイロハを教わり、布は隣のお店で買うように促された。
自分の店の商品をゴリ押しせず、専門的にたくさん布を売っているお店を教えてくれた。
これこそが、真のカスタマーサクセスだな、と信用は一挙に高まった。



今シーズンは、スノーボードを買った。
神保町のスノーグッズ街で何件かスノボ専門店をまわり、BURTONのスケルトン・キーを手に入れた。
贅沢にSTEP ONのビンディングを搭載して、私はゲレンデで尻に雪がつくことは無くなった。

めちゃめちゃ調子良く、来シーズンも待ち遠しい。


オフシーズンにはスケートボードを始めた。
スノボとは勝手が違うため、なかなか難しいが、仕事が終わったあと、土手に繰り出して深夜まで練習している。

https://www.instagram.com/nyonyonyo.jct/

また、この話については、どこかで書きたい。



デザインの学校に通いたい、と血迷っている。
デザイナーは、かっこいい。
私にとって、面白い活動をしている人、憧れの生き方をしている人は、デザイナーの肩書も持っている事が多い。

その人たちは、デザイナーだから面白い、わけではない。
それでも、「色々な視点で物事を見て、何かを考え、作り出せる」人々に憧れがある。

私には、圧倒的に「作り出せる」部分が足りない。
現在のスキルや経歴では、転職するには力が足りない。
アルバイトでもなんでも、やってみたいからと言って、今の会社をやめてデザインの世界に飛び込む覚悟もない。

学校に通って……、というのも、タダの逃げに過ぎないのかもしれない。と自分に説教をする。
本当にやりたいのなら、正社員を続けながら勉強ができるはずだ。

そんなことを考えながら、今後の道を探している。



本当に夏休みが取れたなら、小説でも書いてみたい。
毎日スケートボードをしていたい、下手くそな絵やデザインをたくさん作りたい、洋服の制作を見ていたい、冬にはスノーボードをしに、大きなSUVを運転したい。

作ってみると価値がわかる、練習にも完成にも時間がかかるものたちだ。
何十万字も書かれた文章、服、デザイン、Webサイト、たくさん時間がかかっている。
これらをお仕事にしようと思うと、なかなか報われないことも多い。

1600円のコスパ最高な小説を読んで、今日は眠ろう。




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